エレガントとソフトエレガントの違いを解説！自分に合った上品さとは

顔のタイプ診断とは、顔を8種類の分類のうちどれに当てはまるか診断するもので、自分に似合うファッションやメイクがわかります。8つの分類のうち、エレガントとソフトエレガントは似たテイストで混同する方も多いでしょう。そこで本記事では、顔タイプ診断の分類について解説したうえで、エレガントとソフトエレガントの違いを解説します。

顔タイプ診断の8分類とは

「顔タイプ診断」とは、個人の顔の特徴や形状を分析し、その人の顔立ちの雰囲気からどの分類に該当するのか診断するものです。診断するときは、顔の形状、輪郭、目の形、鼻の形、口の形、眉の形、顎の形、頬の高さなどが見られます。

顔タイプ診断から自分がどのような分類に当てはまるのかわかれば、自身の顔立ちの雰囲気を理論的に知ることができ、自分に適したファッションやメイクのスタイルを見つけることができます。

また、近年人気の似合うカラーがわかる「パーソナルカラー診断」を組み合わせることで、より詳細に似合うファッションやメイクを判断できるでしょう。

これまで何となくメイクのカラーを選んでいたり、コーディネートを決めていたりして「似合っているのかわからない」と悩んでいた場合でも、顔タイプ診断を活用することで客観的・理論的に似合うテイストがわかります。

なお、顔タイプ診断には、「キュート」「アクティブキュート」「フェミニン」「フレッシュ」「ソフトエレガント」「エレガント」「クールカジュアル」「クール」の8分類があります。そのなかから、自分の階の輪郭やパーツの特徴からどれに当てはまるのか測定されます。

エレガントの特徴

顔タイプにはさまざまな種類があります。そのなかで「エレガント」は、大人顔・上品・華やかなどの特徴があり、パッと見て目を惹くのが大きなポイントです。一般的に、顔の印象はフェイスライン・形・立体感・パーツで判断します。これらがどのような特徴をもっているかで顔タイプも変わってきます。

エレガントの場合、フェイスラインは曲線と直線がミックスされています。よって、大人っぽく上品な印象を与えます。一方で形は、卵型～面長・面長のベース型になります。そして、立体的であり各パーツは大きめです。個人差はあるものの、洗練された印象は女優やモデルに多く、顔だけでも存在感があるのがわかるでしょう。

基本的に、卵型でも丸みがあるというより少し骨っぽさがあるのが特徴です。そのため、同じエレガントでもソフトエレガントとは印象が異なります。パーソナルカラーや骨格でゴージャスになる場合もあり、人によって華やかさの度合いは違って見えます。

エレガントが似合う服装やメイク、髪型は？

人によって派手さは異なるものの、ほかの顔タイプに比べるとやはり存在感があります。似合う服装・似合わない服装もあり、メイクや髪型でも印象がガラリを変わってきます。せっかくのエレガントを台なしにしないためにも、似合う服装・メイク・髪型をマスターしましょう。

似合うファッションはきれいめ＆上品

エレガントとつけられているだけあって、似合うファッションもきれいめや上品なスタイルになります。たとえば、コンサバ・トラディショナルなどが挙げられます。

コンサバとは「コンサバティブ」のことで、奇抜ではない控えめで落ち着いたファッションを意味します。もともとコンサバティブには「保守的」「無難」という意味がありますが、ファッション業界では「お嬢さまスタイル」というとわかりやすいかもしれません。トラディショナルにも「保守的な」という意味があります。さらに「伝統的な」という意味もあり、オーソドックスなスタイルを指します。

エレガントなファッションも似合いますが、あまりカラーが多いとせっかくの魅力が半減してしまいます。だからといってカジュアルすぎるファッションもNGです。「どんなファッションかいまいちよくわからない！」という方は、ESTNATION・allureville・PINKY＆DIANNEなどのブランドを参考にしてみてください。

メイクは、深みのあるカラーでグラデーションにするのがおすすめです。ワンポイントにパールやラメを散りばめるのもよいでしょう。目力があるので、眉は濃くてもOKです。

NGファッションはカジュアル系

大人っぽい印象のエレガントにとって、カジュアルすぎるファッションやガーリー系は似合わないといわれています。もちろん取り入れ方にもよりますが、極端に偏ってしまうと、エレガントのよさを引き出せなくなるでしょう。どうしても取り入れたい方は、次のポイントをおさえるとOKです。

まずカジュアル系は、深みのあるカラーやジャストサイズを選びましょう。スニーカーは避け、パンプスに変えるのもおすすめです。ガーリー系が好きな方は、袖やトップスをレーザー素材にするなど工夫してみてください。色や小物を変えるだけで、ガーリーすぎたりカジュアルすぎたりする心配がありません。

前髪は流したほうがグッド

髪型は、断然ロングヘアーがおすすめです。とくに緩く巻いたヘアスタイルを得意としており、なるべく顔まわりはスッキリさせましょう。ただし、直線の比率が高い方は、毛先をワンカールにしたストレートのほうがより魅力が引き立ちます。一方で子どもっぽい髪型は大の苦手です。ボブにしたい場合は、顔まわりをナチュラルに巻くなど工夫してみてください。

エレガントの芸能人

顔タイプがエレガントの芸能人は、武井咲さん・中村アンさん・中谷美紀さんなどが挙げられます。みなさん、上品で華やかな印象があります。ほかにも、みちょぱさん・堀田茜さん・滝沢カレンさん・高橋メアリージュンさんもエレガントになります。エレガントの芸能人やアイドルは、ほかの顔タイプに比べると少ないといわれていますが「目鼻立ちがハッキリした美人」であることは間違いないでしょう。

ソフトエレガントの特徴

同じエレガントでも、ソフトな印象になるのが顔タイプ「ソフトエレガント」です。エレガントが目鼻立ちハッキリとした印象なら、ソフトエレガントは柔らかい印象を与えます。そのため、第一印象では「女性らしい」「やさしい」「繊細」というふうに見られる方が多いのではないでしょうか。

もう少し特徴を詳しく説明しましょう。まずベースとなる顔の特徴は「大人顔」になります。次にフェイスラインは曲線＋直線のミックス、顔の形は卵型・面長・ベース型です。この辺は、エレガントとほとんど変わりません。違う点は「立体感」「パーツの大きさ」です。エレガントほど立体感はなく、なかには標準の方もいます。パーツも小さめ～普通なので、目鼻立ちも控えめな方が多いでしょう。

ソフトエレガントが似合う服装やメイク、髪型は？

上品で落ち着いた印象のソフトエレガントは、エレガントのように派手なファッションはあまり似合いません。一方でカジュアルすぎてもダサい印象になってしまうため、服装・メイク・髪型は工夫しましょう。ポイントは、コンサバ・フェミニン・セクシー・エレガントの4つになります。シンプルで上品なデザインを意識しながら選んでみてください。

シンプル・上品・女性らしさ

派手すぎると下品になってしまうため、なるべくシンプルで上品なデザインのものを選びましょう。たとえ無地でも、程よい華やかさがプラスになります。わかりやすいのが「女子アナ」です。きれいめなファッションはソフトエレガントがもっとも得意とするので、迷ったときは女子アナを参考にしてみてください。

素材でいうと、シルク・サテン・コットン・細めのストライプなどが挙げられます。なかでもとろみのある柔らかい素材はベストマッチでしょう。柄物を選ぶ際は「細め」「小さめ」がポイントです。メイクも、シンプル・上品・女性らしさを意識してみてください。肌なじみのよいベージュやブラウンなどのカラーを選び、ベースメイクはツヤ肌やセミマットがおすすめです。パウダーは地味顔に見えてしまうので気をつけましょう。

ショート～セミロングがベスト

髪型は、短くてもOKです。もともとショートボブ～セミロングが似合うので、短い髪型を活かしたヘアスタイルがよさを引き立たせます。ただし、へアレンジをする際は、強めのカールは避けたほうがよいでしょう。毛先を大きくワンカールにしたスタイルや適度なウェーブがおすすめです。前髪は横に流すか「なし」でも似合います。

ソフトエレガントの芸能人

ソフトエレガントをも持つ芸能人は、全体的に大人っぽく落ち着いたやさしい印象があります。たとえば、新木優子さん・三吉彩花さん・足立梨花さん・浅田真央さんなどが挙げられます。韓国アイドルなら、TWICE ミナさん・LE SSERAFIM カズハさん・aespa ウィンターさんがソフトエレガントといわれています。

顔タイプ診断におけるエレガントとソフトエレガントの微妙な違い

顔タイプ診断は、顔の特徴や形状を分析して、その人の個性や魅力を推測する方法です。

8つある分類のうち、美人が比較的多いとされるエレガントとソフトエレガントは、直線と曲線を併せ持つ点などが共通しているので、「何が違うの？」と疑問に感じることも多いでしょう。

そこで、エレガントとソフトエレガントの顔タイプについて、それぞれの特徴と違いについて見ていきましょう。

まず、エレガントとソフトエレガントは輪郭やパーツにほどよく丸みがありつつ、直線的なパーツも持っているのが共通点です。

直線的な要素は、ハッキリとした輪郭や鼻の形状を指し、目や口に曲線的な要素を持っているのが一般的です。そのため、絶妙なバランスで、美人で洗練された印象が生まれます。

ただし、分類が異なることからもわかるように、違いもあります。

まず、ソフトエレガントの顔タイプは、目元がふんわりしているのが特徴です。目の形が丸めで、まぶたにほどよく膨らみがあるので、目元を見るとふんわりとした印象から、やさしい顔立ちに見えます。

一方、エレガントの顔タイプは、より目が大きくて目力が強いのが特徴です。目が大きく、瞳に光が入るので目力や魅力が強調された印象となります。さらに、瞳の形がしっかりとしていたり、まつ毛が長く濃い方が多かったりするので、よりスタイリッシュな顔立ちが強調されます。

このように、エレガントとソフトエレガントは、共通の特徴を持ちつつも微妙な違いがあります。

エレガントとソフトエレガントのそれぞれに似合うテイスト

エレガントとソフトエレガントは、共通の特徴を持っているので、混同されがちなカテゴリですが、目元の印象に違いがあります。

分類の違いから似合うスタイルやテイストも違うので見ていきましょう。

まず、両方の顔タイプは、直線と曲線のバランスが取れているのが共通点であり、このバランスから美人であったり、上品で洗練されていたりという印象を与えます。そのため、基本的にはシンプルで上品なコーディネートやメイクがよく似合います。

ただ、ソフトエレガントな顔タイプの方は、柔らかさや優しさが特徴なので、上品でシンプルなコーディネートやメイクをベースとし、清潔感のあるベーシックなアイテムを着こなすのが得意です。

スポーティー・カジュアルなテイストは苦手で、柄物を着るなら小さめから普通の大きさのものがよく似合います。

一方、エレガントな顔タイプの方は、目元の印象が強いので、顔がはっきりとしている印象を持たれます。そのため、シンプルで上品なコーディネートやメイクはもちろん、クラシックなスタイルも魅力を引き立てます。

カジュアルなテイストは苦手であることに加え、シンプルすぎるデザインは顔とのバランスが取れずさみしい印象になりがちです。また、華やかな印象があるため、柄物は大きく派手なものでも着こなすのが得意です。

 

まとめ

顔タイプ診断を活用しれば、自分の顔がどのような印象を与えるのか客観的に知ることができ、どのようなファッションやメイクが似合うのかもわかります。ソフトエレガントとエレガントは似たテイストで混同されがちですが、目元の印象が異なります。目元の違いから、与える印象や似合うテイストも違うので、ポイントを押さえて自分に似合うメイクやファッションを楽しんでみてください。ただ、顔タイプ診断の結果だけに左右されず、自分の個性や好みに合ったスタイルことも楽しむのがおすすめです。